デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い
「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を
紹介します。
■ICT・AIを活用したエリア観光渋滞対策の実験・実装を図る地域を選定
先月行われた募集の結果、ICTによる人や車の動向把握等の実証実験が鎌倉市と京都市で、
また今後の取り組み方針や実験計画の具体化に向けた検討が軽井沢町と神戸市で行われます。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000887.html
■歩行空間のバリアフリーに関する情報をデータ化するツールを提供
国土交通省は、タブレット等の携帯情報端末上で歩行空間のバリアフリーに関する情報を入力し、
歩行空間ネットワークデータとしてデータ化することができる「歩行空間ネットワークデータ
整備ツール(試行版)」の提供を開始します。
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo23_hh_000080.html
■AIを実装したタクシー配車アプリの実証実験(日本経済新聞)
タクシーの乗車データ、天候、イベントの有無、電車の遅延状況などの情報を分析して、
30分後の需要をスマホで確認できるようにする配車アプリの実証実験をDeNAが横浜市で実施します。
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo23_hh_000080.html
■平成29年上半期のサイバー空間をめぐる脅威の情勢
今年上半期の脅威として、標的型メール攻撃のファイル形式に関して、これまでほとんど報告の
なかった形式が確認されたほか、各ファイル形式の割合についても変化しています。
http://www.npa.go.jp/news/release/2017/20170907001.html
■米国における犯罪データのオープンデータ化
連邦捜査局(FBI)は透明性とアクセシビリティの向上のために、一般調達庁傘下のデジタルサービス
関連組織である18Fと協力して、国家および州レベルで犯罪データを調査するための新しいツール、
Crime Data Explorerを構築しました。
本ツールにはAPIも含まれており、生データセットのダウンロードが可能です。
https://18f.gsa.gov/2017/09/07/opening-the-nations-crime-data/
■シンガポール政府がスマート国家構築のための戦略的プロジェクトを公表
スマート国家構築のための主なプロジェクトとして、デジタルアイデンティティフレームワークの確立、
電子決済の促進、センサープラットフォームの構築、スマートアーバンモビリティの活用、および
人生の様々な場面に応じたサービス提供が挙げられています。
https://www.tech.gov.sg/media-room/media-releases/2017/08/strategic-national-projects-to-build-a-smart-nation
■IPAがIT人材育成のフレームワークに関する比較共同調査に着手
IT人材育成のフレームワーク「i コンピテンシ ディクショナリ」の充実を図るために、
IPAは英国のITスキル標準の普及団体であるSFIA Foundationと2年半の比較共同調査に着手します。
http://www.ipa.go.jp/about/press/20170905.html