デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い
「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を
紹介します。
■総務省に情報セキュリティ政策局を新設へ
総務省内、自治体、ICT企業におけるサイバーセキュリティの強化、およびIoT、
マイナンバーシステム、政府共通プラットフォームなどのサイバーセキュリティ強化を
推進するための組織として、情報セキュリティ局を新設する方針が示されました。
来年度の設置に向けて、概算要求に合わせて組織要求を行う予定です。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02000610.html
■統計改革の司令塔が初会合、歳出効果など検証(日本経済新聞)
政府は各種統計のデータをこれまで以上に国の政策にいかすための推進委員会を新設しました。
EBPM(Evidence-based policy-making)と呼ぶデータ活用の考え方を予算編成に取り入れ、
政策の費用や効果を検証する司令塔機能が期待されています。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H2C_R00C17A8EE8000/
■アイルランドが電子政府のセントラルゲートウェイを構築(government computing)
アイルランドの2017-2020年の電子政府戦略の主要施策の1つとして掲げられていた、同国の電子政府
サービスに横断的にアクセスできるゲートウェイ構築に向けた取組みを進めています。
既に運用されているeIDと合わせて用いることで、シングルサインオンでの認証、情報更新が行えるように
なります。
http://central-government.governmentcomputing.com/news/ireland-to-build-central-gateway-for-e-government-services-5890914
■ICT・AIを活用したエリア観光渋滞対策の実験・実装を図る地域を公募
国土交通省はICT・AI等の革新的な技術を活用し、警察や観光部局とも連携しながら、
エリアプライシングを含む交通需要制御などのエリア観光渋滞対策の実験・実装を図る
「観光交通イノベーション地域」を公募しています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000870.html