デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い
「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を
紹介します。
■第9回未来投資会議でAI・IoT等を活用した取組を検討
AI・IoT等によるソリューションを、行政手続への導入を含む幅広い社会実装につなげるための
具体的な取組の方向性の検討を始めるとともに、技術革新にあわせて行政手続をも革新させ、
事業者側及び行政側双方にとって効率的・効果的な制度・手続を構築する方針が示されました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai9/index.html
■地方公共団体向けオープンデータパッケージを公開
IT総合戦略本部が作成した、オープンデータを公開・活用するためのオープンデータカタログ機能と
ダッシュボード機能で構成される「地方公共団体向けオープンデータパッケージ」が公開されました。
オープンソースソフトウェアとして公開されており、無償で利用可能となっています。
https://cio.go.jp/node/2350
■「地域経済分析システム(RESAS)利活用事例集」を取りまとめ
自治体、支援機関や教育機関がRESASを用いて地域の分析を行い、そこから得られた情報に基づいて、
政策・施策の検討・立案等に結びついた31の事例を取りまとめて公表しました。
http://www.meti.go.jp/press/2017/06/20170602005/20170602005.html
■官民ビッグデータによる災害通行実績データシステムを運用開始
国土交通省とITS Japanとの間で協定を締結し、ETC2.0と民間データの双方を集約した
「災害通行実績データシステム」の運用を開始し、災害対応の強化を進めることとなりました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000846.html
■統計研修におけるオンライン講座第2弾を開講
動画で解説する統計の職員向け研修の入門コース第2弾として、様々な分布を示す母集団から標本を
抽出したり、標本から母集団の状況を推測するための理論、方法、実例を解説するオンライン講座が
開講されました。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei01_02000068.html
■母子手帳が電子化で進化(日本経済新聞)
母子手帳アプリをダウンロードすればスマホやタブレットで利用可能となるほか、
母子手帳とお薬手帳の情報を電子化して一元管理する仕組み(神奈川県)や、
子供の生年月日から離乳食を始めるタイミングなどを割り出し、その時に
必要な情報を発信する仕組み(葛飾区)などが進められています。
http://style.nikkei.com/article/DGXKZO16825040V20C17A5NZBP01
■ゲリラ豪雨対策にAIを活用(東京新聞)
八王子市で、水位情報を瞬時に把握し、AIが氾濫に危険地域を分析し、リアルハザードマップを
通じて即時に住民に情報提供する実証実験を本年度行う予定です。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201705/CK2017052802000116.html
■AIで災害を察知し避難誘導へ(読売新聞)
札幌市で、地下歩行空間の天井などに設置されたセンサからの情報で人の動きを分析し、
通常と違う人の動きが目立つ場合にAIが災害の可能性があると判断して担当者に伝達するほか、
スマホやスピーカーなどで避難誘導する実験を行う予定です。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170531-OYTNT50076.html