デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い
「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を
紹介します。
■全国版救急受診アプリ「Q助」の提供開始
消防庁は、急な病気やけがをした時に、該当する症状や症候を選択すると緊急度に応じた
必要な対応が表示されるとともに、119番通報、医療機関の検索、受診手段の検索が可能な
アプリ(愛称「Q助(きゅうすけ)」)の提供を開始しました。
https://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h29/05/290525_houdou_1.pdf
■「公共交通分野におけるオープンデータ推進に関する検討会」中間整理の公表
2017年3月からの検討会における議論を踏まえた中間整理が公表され、当面の取組として、
官民連携による実証実験、運行情報や移動制約者の移動に資する情報のオープンデータ化の検討、
地方部におけるオープンデータ化の推進が挙げられています。
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho01_hh_000042.html
■オープンデータ基本指針(案)の公表
IT総合戦略本部データ流通環境整備検討会の第3回オープンデータワーキンググループで、
オープンデータの意義、定義、基本的ルール、公開・活用を促す仕組みや推進体制、
および地方公共団体、独立行政法人、事業者による取組の方向性を示した基本指針(案)が
提示されました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/joho01_hh_000042.html
■軽自動車保有関係手続のワンストップサービス導入に向けた動き(軽自動車検査協会)
軽自動車検査協会は、軽自動車保有関係手続のワンストップサービス導入に係る基本方針を
決定し、2019(平成31)年1月にサービスを開始する方針を示しました。
https://www.keikenkyo.or.jp/notice/2017/notice_20170525_003121.html
■第5回日EU・ICT戦略ワークショップを開催
総務省と欧州委員会通信ネットワーク・コンテンツ・技術総局がワークショップを開催し、
ICT分野の最新政策やIoT等のICTに関する標準化等についての取組の共有、越境データ流通についての
情報共有と意見交換が行われました。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000082.html
■東京都が「ICTを活用した5年後のあり方」についての提言を公表
東京都のICT先進都市・東京のあり方懇談会は、「オープン」「データ」「住民参加」を
キーワードとして、5年後の東京がICTを活用して都市機能を向上すると同時に、官民連携で
東京の課題を解決し、事業者がICTを活用して生産性向上と新価値の創造を行うことで
経済が活性化することを目指す提言を公表しました。
http://www.soumu.metro.tokyo.jp/13it/ictconf/conference/proposaldocs.html
■スウェーデンが国全体をAirbnbに登録(BuzzFeed Japan)
スウェーデンの観光機関Visit Swedenは国全体をAirbnbに登録し、公有の土地に自由に立ち入って
滞在できるようにするプロジェクトを進めると発表しました。
https://www.buzzfeed.com/jp/narumi/aaaaaaaaaaaaaairbnbac?utm_term=.cyBj9k0q0z#.tqD6ywp8p1
■シンガポールがスマート国家やデジタル変革のために17億米ドルの拠出を行うことを再確認(ZDNet)
スマート国家やデジタル変革の実現のための取組として、2017年度はデータアナリティックスや
IoTセンサーなどの様々な技術分野への投資と、必要な通信インフラストラクチャーの強化を
行うこととしています。
http://www.zdnet.com/article/singapore-government-reaffirms-1-7b-commitment-to-smart-nation-digital-transformation/
■米国医療でのIoT活用状況に関するレポートを公表(IPA)
IPAのニューヨークだより2017年5月号では、「米国の病院におけるIoTの活用状況」を取り上げ、
医療IoTソリューションの活用例のほか、セキュリティ面での懸念に対する連邦政府の取組を
紹介しています。
http://www.ipa.go.jp/files/000059590.pdf