デジタルパブリックHOT TOPICSでは、公共分野のデジタル化に関する興味深い
「非公式」情報や、政府・行政機関からのお知らせなど、今ホットな話題を
紹介します。
■特許庁が人工知能(AI)技術の活用に向けたアクション・プランを公表
特許庁では、人工知能技術の活用に関する調査研究や実証の結果を踏まえ、
特許行政事務における人工知能技術の活用を視野に入れたアクション・プランを
取りまとめ、公表しました。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/t_torikumi/ai_action_plan.htm
■総務省が自治体データの民間活用促進のための仲介組織を設置予定(中小企業ニュース)
総務省が企業の窓口となり、自治体との仲介・調整を担う組織を設ける予定であると報道されました。
企業がデータの内容などを示して仲介組織に公開を要望すると、仲介組織がデータを保有する自治体に
その要望が伝えられ、自治体はデータ公開の可否を検討し仲介組織を通じて企業に回答する仕組みです。
http://j-net21.smrj.go.jp/watch/news_tyus/entry/20170428-09.html
■IT総合戦略本部新戦略推進専門調査会と官民データ活用推進基本計画実行委員会が合同会議を開催
昨年12月14日に「官民データ活用推進基本法」が公布・施行されたことを踏まえ、
IT戦略の新たなフェーズに向けた検討が行われました。
本会議で作成された骨子素案については、意見募集が行われています。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon/dai10/index.html
■DeNAと横浜市が一般向け自動運転バス試乗イベントを開催
DeNAと横浜市が共同で行うプロジェクト「無人運転サービス・AIを用いた
地域交通課題解決プロジェクト」の一環として、
自動運転バスの走行デモンストレーションを金沢動物園で実施しました。
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h29/20170419105027.html
■スウェーデン政府が地図をMinecraft用に変換して公開(TechTargetジャパン)
スウェーデン国土測量庁が、若年層の間で地理空間情報やオープンデータに対する関心が
高まることを狙って、箱庭ゲーム「Minecraft」用に全土の実際の地図データを公開しました。
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1704/24/news01.html
■「データ流通プラットフォーム間の連携を実現するための基本的事項」の公表
総務省、経済産業省およびIoT推進コンソーシアムは、データ利用者がアクセスしたいデータを
複数のデータ流通事業者の中から効率的に見つけることを可能とする仕組の実現のために、
データ流通プラットフォームがデータ連携のために共通化することが必要な最低限の事項を整理し、
公表しました。
最低限共通化が必要な項目は、データカタログの整備、カタログ用APIの整備とされています。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin01_02000001.html
■「世界デジタルサミット2017」を開催(5/29~30)
総務省と日本経済新聞社は、「IoTが拓くイノベーションと成長」をテーマに、
IoTによって変わろうとしている社会とビジネスの未来について議論する、
「世界デジタルサミット2017」を5/29(月)および5/30(火)に開催します。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000110.html