北米

2016.12.27

米国プログラムマネジメント改善・説明責任法の成立

12月14日に、オバマ大統領は、連邦政府全体のプログラム管理とプロジェクト管理における説明責任とベストプラクティスを強化する法律「S.1550 Program Management Improvement Accountability Act(プログラムマネジメント改善・説明責任法)」に署名しました。

この法により、以下の項目が行政管理予算局(OMB)副事務局長の追加機能として設定されます。

  • 執行機関のプログラム管理とプロジェクト管理のための政府全体の基準、方針、ガイドラインの実装を適用・監督する。
  • (この法律によって制定される)プログラム管理方針評議会の議長を務める。
  • プログラム管理とプロジェクト管理の計画と実施のために広く受け入れられている基準と整合するよう、執行機関に対する基準と方針を確立する。
  • 民間部門と連携し、連邦政府のプログラム管理とプロジェクト管理を改善するベストプラクティスを特定する。
  • 政府説明責任院(GAO)によって高リスクとされるプログラムに対処するためのポートフォリオレビューを実施する。
  • プログラム管理の品質と効果を評価するために、少なくとも年に一度は政府機関のプログラムについてポートフォリオレビューを実施する。
  • プログラム管理とプロジェクト管理の5年間の戦略計画を確立する。

なお、国防総省(DoD)の一部については、この法の対象外となります。

法律の内容(英語サイト)
https://www.congress.gov/bill/114th-congress/senate-bill/1550

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