北米

2011.07.01

CIO.govより「Our Nation’s First Federal CIO」(2011/6/1)

ジャック・リュー(OMB理事長)による「Our Nation's First Federal CIO」と言う投稿が2011/6/16付けでCIO.govにありましたので、簡単に翻訳し紹介いたします。

ジャック・リュー(OMB理事長)による「Our Nation's First Federal CIO」と言う投稿が2011/6/16付けでCIO.govにありましたので、簡単に翻訳し紹介いたします。

「本日、米国政府のファーストCIOであるヴィベク・クンドラ氏が今年の晩夏にハーバード大学の特別研究員になるため、ポストを離れる旨をアナウンスしました。

オバマ大統領は、ヴィベク・クンドラ氏をファーストCIOに任命する際に「ヴィベク・クンドラ氏は幅広いテクノロジー領域の経験とコミットメントを持って、政府の運営コストを削減するでしょう。CIOとして彼は、政府が最も安心でオープンで効率的に運営するために主要な役割を担うでしょう」と紹介しました。

ホワイトハウスで作業を開始した際、彼は様々なよいアイデアと強靭な意志で仕事を遂行するスタイル、政府ITが抱える困難な課題(高い運用費の古いインフラ、増え続ける大規模プロジェクトの失敗事例及び外部からの脅威に対する脆弱性の拡大)に対処するために必要な能力を持ちこむことを約束しました。政権に入ってから2年半後、彼はその約束を守りました。彼は不要なIT投資に対し断固たる処置を取り30億ドルも節減し、政府のIT資産のクラウド化を促進し、連邦政府をオープン化/参加型への移行/協働化(Open / participatory / collaborative)しながらもサイバーセキュリティ態勢を強化させたのです。彼の仕事は世界各国で再現されました。具体的には16の国々でdata.govに触発され、コスト削減を目的としたIT Dashboardが立ちあがりました。

彼が8月中旬にハーバード大学へ行き、特別研究員としてケネディースクールとバークマンセンタのインターネットと社会に参加するクンドラ氏に祝辞を述べたい。我々はスムーズな体制の移行を目指しています。政府のITマネジメントのやり方を変えることによって得ることの出来るメリットを継続させると同時に、ヴィベクによる無駄の削除と政府の機能向上に向けた取り組みも継続されます。」(調査普及部 主席研究員 田村)

オリジナル記事

1/1ページ