欧州委員会は本日、「国境と治安のためのより強力でスマートな情報システム」に関するコミュニケーション(政策文書)を採択し、既存そして将来の情報システムがいかに欧州連合(EU)の対外国境管理と域内治安を高めることができるかについて、選択肢を提示した。
本日のコミュニケーションは、とりわけ個人情報の保護といった基本的権利を完全に遵守する形で、EUのデータ管理体系を構造的に改善するプロセスを開始する。
同コミュニケーションは、情報格差に対応するための既存の情報システムおよび潜在的な新システムの機能と相互運用性の改善に向けた措置を示している。
背景:
EUレベルで、国境警備隊と警察官を、個々の最新情報とともに配備するための多数の情報システムが存在している。 既存の情報システムが、加盟国および担当するEUの諸機関によってフル活用され、すべての情報システムとデータベースへの技術的な接続が、いまだ未実施の部分について確立される必要がある。 EUデータベースの供給の恒常的な不足と欧州横断的な情報交換への対処も喫緊の課題となっている。
http://europa.eu/rapid/press-release_IP-16-1248_en.htm?locale=en
<引用元>
http://www.euinjapan.jp/resources/news-from-the-eu/20160406/101414/