IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)と2015(平成27)年2月10日、サイバーセキュリティ基本法等を踏まえた包括的な協力について新たに締結しました。
これまでも、2010(平成22)年9月3日に締結した協力覚書により、IPAが得た脆弱性等に関連する情報のうち、政府機関においても必要と考えられるものをNISCと共有することなどにより、政府機関の情報セキュリティ対策の向上を目的とする協力関係にありました。
今般、サイバーセキュリティ基本法(平成26年法律第104号)の施行により、「サイバーセキュリティ戦略本部」が設置され、また、NISCが改組され省庁横断の司令塔としての機能が強化されることとなりました。これを受け、NISCとIPAの協力関係を見直し、IPAの実施する情報セキュリティ関連事業の成果はもとより、情報処理システムの信頼性向上及びIT人材育成に関する事業成果についても包括的に対象に含めることとし、協力を実施していくものです。
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