一般社団法人行政情報システム研究所は、東京大学公共政策大学院と共催で、第18回仮想政府セミナー「ソーシャルイノベーションをもたらすデザインーデジタル社会との共存」を下記のとおり開催いたします。
日時:2024年5月31日(金)13:00~15:30
場所:東京大学大学院 情報学環・福武ホール地下2階福武ラーニングシアターおよびオンライン
共催:東京大学公共政策大学院 政策のための科学(STIG)
一般社団法人行政情報システム研究所
言語:日英同時通訳あり
要事前登録お申し込み:こちらの登録フォームからお申込みください。
※申し込みは締め切りました
プログラム:
1. キーノートスピーチ「ソーシャルイノベーションをもたらすデザインーデジタル社会との共存」
Ezio Manzini氏 (ミラノ工科大学名誉教授)
2. 日本事例のご紹介~地域から始まるイノベーションの事例~
(1) こどもがつくる地域社会
古川 理沙 氏(ひより保育園代表兼プロデューサー)
(2) サスティナブルな未来を地域で作る「座間市×小田急ウームズ プロジェクト」
収集・排出・資源循環のサポート小田急WOOMS 正木 弾 氏
3. パネルディスカッション
パネリスト:Ezio Manzini氏(ミラノ工科大学名誉教授)・市川文子氏(リパブリック共同代表)・古川理沙氏(ひより保育園代表)・正木弾氏(小田急WOOMS)
モデレーター:城山 英明(東京大学公共政策大学院教授)
講演者のご紹介:
Ezio Manzini(エツィオ・マンズィーニ)
ミラノ工科大学名誉教授
イタリアのデザイン研究者。ソーシャルイノベーションとサステナビリティのためのデザインにおけるリーダー的存在であり、現在、ミラノ工科大学の名誉教授。同済大学(上海)および江南大学(無錫)においても客員教授。また国際的なネットワークであるDESIS(Design for Social Innovation and Sustainability)の創設者でもある。
エリサバデザインスクールアンドエンジニアリング(バルセロナ)やロンドン芸術大学(ロンドン)など、世界中の大学で教鞭を執ってきた。代表作は、「日々の政治: ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化」、「Design, When Everyone Designs」、そして最新著書である「Livable Proximity: Ideas for the City That Cares」など。
サービスデザインの普及にも貢献し、90年代にはミラノ工科大学でサービスデザインの修士プログラムを立ち上げ。彼の最大の貢献は、参加型デザインとソーシャルイノベーションの交点として「ソーシャルイノベーションのためのデザイン」(DfSI)を確立したこと。彼の主張する要点は、誰もがデザイナーであり、自分自身の暮らしたい社会をデザインする能力を持っているということです。この考え方は、世界中のデザイン教育に大きな影響を与え、新たなデザインの進路を示す教科書として広く受け入れられている。
◆お問合せ先◆
STIG OFFICE (Science, Technology, and Innovation Governance)
Graduate School of Public Policy (GraSPP), The University of Tokyo
STIG@pp.u-tokyo.ac.jp