セミナーの趣旨
米国連邦政府は1996年クリンガーコーエン法により各省にCIOを設置してIT投資のマネジメントを強化した。さらに、2002年には政府全体の総合的なIT投資の最適化のため、電子政府法により連邦政府CIOを設置した。
今回、このようなITマネジメントを強化した時期に連邦政府CIOを務めたカレン・エヴァンス氏を迎えて、その経験を踏まえた組織のミッションを達成するためのCIOの機能について議論するとともに、2014年末に議会で立法化され実行に移されようとしている米国連邦政府各省のCIO機能の強化策の討議を通じて、我が国の電子政府のガバナンスのあり方への示唆を探る。
プログラム
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開会挨拶(14:30)
・城山 英明 (東京大学公共政策大学院 院長)
・福井 良次 (一般社団法人 行政情報システム研究所 理事長) -
イントロダクション(14:40-14:50)
・奥村 裕一 (東京大学公共政策大学院 客員教授) -
講演:「組織のミッションを達成するためにCIOはいかに機能するか~その経験から学ぶ~」(14:50-15:50)
・カレン・エヴァンス (米国連邦政府元CIO) -
休憩
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質疑応答(16:05-16:20)
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パネルディスカッション:「米国連邦政府のCIO機能強化法(2015年)をめぐって」(16:20-17:40)
パネリスト
・座間 敏如 (政府CIO上席補佐官、財務省CIO補佐官)
・平本 健二 (政府CIO上席補佐官、経済産業省CIO補佐官)
・根本 直樹 (政府CIO補佐官、厚生労働省CIO補佐官)
・カレン・エヴァンス
モデレータ
・奥村 裕一 -
閉会挨拶(17:40-17:45)
内容は一部変更される場合がございます。
概要
日程 | 2016年3月10日(木) 14:30~17:45 |
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会場 | 東京大学 情報学環 福武ホール |
主催 | 東京大学公共政策大学院 一般社団法人 行政情報システム研究所 |
受講料 | 無料 |
講義資料
講義資料は以下でごらんいただけます。