『行政&情報システム』2018年10月号(特集:政府のデジタル戦略)
2013年にはじめて政府のIT戦略である「世界最先端IT国家宣言」が閣議決定されてから5年。本年6月に同戦略は「世界最先端デジタル国家創造宣言」へと衣替えされ、デジタルファーストを基軸とする新たな方向性への転換が図られた。戦略実行の司令塔となるのは、初代政府CIO・遠藤紘一氏から本年7月に職責を引き継いだ三輪昭尚氏である。本号では、三輪新政府CIOに今後の政府のIT戦略の大方針と取組の方向性を語っていただくとともに、戦略の骨格となる部分の解説を紹介する。また、産業界、有識者からの期待や課題提起も紹介する。新たなリーダーの下、どのような政策が展開され、どのような変化が経済社会にもたらされるのか、注目していきたい。