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2023.06.10

2023年6月号 特集 地方公共団体における統計データ利活用のベストプラクティス ~Data StaRt Award受賞取組より~

総務省統計局統計データ利活用センター
センター長補佐
雨宮 大

1.はじめに

 総務省統計局では、客観的な統計データに基づく的確かつ効率的な行政運営を促進する観点から、地方公共団体における統計データの利活用を推進することを目的として、統計データを利活用した優れた取組を進める地方公共団体に対する表彰(「Data StaRt Award~地方公共団体における統計データ利活用表彰~」)を実施しています。
 この表彰は平成28年に開始し、令和4年度まで7回実施しています。和歌山県に開設したデータ利活用の推進拠点である「統計データ利活用センター」において、全国の都道府県・市区町村からデータ利活用を推進する取組を幅広く募集しています。
 EBPM(Evidence Based Policy Making、証拠に基づく政策立案)をはじめデータ利活用の推進は、地方公共団体においても重要なテーマとなっており、全国から各種データの分析結果を活用した行政施策の立案や、分析データの整備・共有化、あるいはデータ利活用に係る人材育成の取組など、様々な取組の応募をいただいています。

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