1.データ戦略の推進
デジタル戦略である「デジタル社会の実現に向けた重点計画」とともに「包括的データ戦略」が2021年6月に閣議決定された。世界が、社会に及ぼす影響の大きさ、そのさまざまな可能性に着目して次々とデータ戦略を出してくる中で、我が国もデータを戦略的な資源と位置づけ急速に見直しを行っている。さらに2021年12月に「デジタル社会の実現に向けた重点計画」が改訂され、データの活用や相互運用性確保などが重視されるなど、今後、データを使ったデジタル化を強力に進めていく。推進においては「包括的データ戦略」に含まれている内容はもちろんのこと、社会変化に合わせて柔軟にデータ戦略を考え推進していく。