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2021.06.16

2021年6月号 連載企画 CIO補佐官オピニオン No.7 CIO補佐官制度からデジタル化に向けた新たな体制へ

内閣官房IT総合戦略室
政府CIO上席補佐官
平本 健二

強力にデジタル化を推進するに当たり、政府CIOと政府CIO補佐官制度が見直されます。せっかくブランドが確立してきた政府CIOと政府CIO補佐官をなぜやめるのかという意見がある一方で、政府CIO補佐官が役にたたなかったという人もいます。60人もいると様々な人もいるし様々な見え方がしていたと思います。
行政機関で専門家の重要性は日々高まっており、政府でも新たな民間出身専門家を採用することが進められています。さらに、デジタル化に先進的な海外政府や民間企業では専門家の細分化が進んできており、CIOだけではなくCTO、CDO(DigitalまたはData)等の設置も進んでいます。
政府CIO補佐官の見直しは、世界や民間の最新動向を取り込み最強のチームを作るための「新たなステップにむかうチャンス」なのではないでしょうか。そのために、これまでの成果やその成功要因、改善すべき課題を明確化していくことが重要になってきます。

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