1.はじめに
千葉市が平成26年(2014年)9月に開始した「ちば市民協働レポート(ちばレポ)」は、運用開始後3年が経過し、市民協働による地域課題の解決が進む一方、システムに蓄積されたデータの有効活用や、明らかとなってきた課題への対応が必要となってい
ます。
現在、これらの課題等への対応に配慮しつつ、ちばレポをベースに、機械学習等の機能を組み込んだ「次世代型市民協働プラットフォーム“MyCityReport”(以下「MCR」という。)」の開発に向けた取り組みを東京大学等と進めていますので、本稿では、その内容について紹介させていただきます。