2016年10月にEUの「eGovernment Report2016」が発表されました。EUでは、毎年加盟国における電子政府の進捗状況を調査し、情報共有することで、全体的なレベルアップを目指しています。
今回の調査により、ヨーロッパ各地でオンライン公共サービスがますますアクセスしやすくなっていることが明らかになった一方、国や地域で格差が生まれていることも指摘されています。2016年4月に欧州委員会では2016-2020年に向けた新たな「eGovernment Action Plan」を開始しており、国境を越えたデジタル原則を実現していくためには、地域での格差が広がるのは好ましくありません。