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2017.04.10

『行政&情報システム』2017年04月号特集 米国のデジタル政府戦略:5年間の進展およびその課題―米国政府退役軍人省元次官補 ジュリー・アンダーソン氏分析より―

東京大学公共政策大学院
奥村 裕一

本記事は、米国政府退役軍人省の元次官補のJulie Anderson氏の分析による「米国のデジタル政府戦略:5年間の進展および課題」を要約して紹介するものである。これは、デジタル時代を迎えている中でオバマ政権が取り組んだことの集大成であり、今後のさらなる発展の基盤として貴重である。トランプ政権はまだ新たなデジタル政府戦略を発表していないが、例えばブッシュ政権時代の元政府CIOのカレン・エバンス氏はデジタル時代への対応は超党派で取り組むべき課題と位置付けている。また、オープンな政策形成は本文にあるGSAが設定した18Fやプロジェクトオープンデータにもあるように、米国でも避けて通れない趨勢であるといえよう。

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