1.自治体クラウドとは
「自治体クラウド」とは、基幹系業務等について、地方公共団体が情報システムのハードウェア、ソフトウェア、データなどを自庁舎で管理・運用することに代え、外部のデータセンターにおいて管理・運用し、ネットワーク経由で利用する取組であって、複数の地方公共団体の情報システムの集約と共同利用を行うものである。地方公共団体が自治体クラウドを導入するメリットとしては、一般に、①情報システムのコスト削減、②業務の共通化・標準化、③セキュリティ水準の向上や災害に強い基盤構築(データのバックアップの確保、業務の継続性)といったことが挙げられる。